私たち夫婦は、日本ではさておき、フランスでは珍しく「同棲期間」を経ずに結婚したカップルです。
といっても、彼がパリを離れる前の一年間くらいは半同棲のようなことをしていました。でもそれも「私のアパートに彼がきている」という図だったので、部屋のインテリアや片付け等はすべて私の独断で行っていました。
結婚して、いざ一緒に正式に住むとなるとやっぱり、ちょっとしたことでの相違が出てきます。
先日は、金なし若夫婦のお助け屋IKEAへ出かけて、200円くらいの壁時計を見つけたので買いました。帰ってきていざ壁にかけようという段になり、さて「どこにつけよう?」。私が「すぐ目に入る場所がいい」と言うと、旦那は「すぐ目に入る場所に時計があるのは嫌だ。自分の時間の感覚で動くのが好きだから」などとなんかカッコいいけど現実性のないこと言っちゃって、いつもレストランに行って注文する食べ物はほぼ一緒なのに、時計をかける場所で意見の相違がみられました。
1年間遠距離で離れて暮らしていたが故の、細かい不都合も出てきます。
「今日は3回もトイレに行ったよ」というから「何か悪いもの食べたっけ?」と聞くと
「いや、そうじゃなくてたぶん、二人で暮らすようになってから家でおならができなくなった。
仕事場でもおならができない。だからお腹がびっくりしているんだと思う。」とのたまう夫。
その場は「そっか~」と流しておいて、少し時間がたってから「おならくらい、いくらでもしていいよ」と言ったら「でも(新婚の)今からそんなんじゃ。。。」と遠慮していました。じゃあ私もおならできないってことか。でも私は日中一人でいる時間が多いから、彼に比べたら楽だ。
昨日、なんか申し訳なさそうに「大好きなテレビシリーズがあって、まとめて撮っておいたのを今夜見たいんだけど」と言う夫。なんでも、今夜が最終回で、一回一回見ると次回が待ち遠しいから、シリーズが終わるまで見ないことにしていたらしい。それが、もう解禁になったから、見たい、と。「え、どうぞどうぞ見てください、私はあまちゃんでも見るから」と言ったんだけど、やっぱり申し訳なさそうにする彼。そこで「じゃあ私のいない時に見たら?」と言おうと思ってはたと気づく私。「私のいない時」なんてないんだわ。出かけるときは夫の運転する車か、日中に徒歩でスーパーに買い物に行くくらい。パリのメトロが懐かしい。溜息。
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